英語の勉強での文法の必要性とは?
赤ちゃんは英文法なんて学ばないんだから、
英文法なんていらないよ、
とかいう誤解がいまだにはびこっていますが、
それは間違いです。
幼少期を終えたあとに英語を理解するには、
英文法は必須の知識になります。
でも、その必要な英文法はといっても
それはとてもシンプルです。
この記事では、英語を瞬時に理解するようになるための
英文法について説明いたします。
英語を習得するのに必要な文法
英文法で必ず押さえておかないと
いけないポイント、
ずばり、それは、語順です。
全世界の言語を2種類に分類するとすれば
全世界の言語は、すごくざっくり
語順という観点で
大きく2つにわけることができます。
- 目的語の後に動詞が来るか、
- 目的語の前に動詞が来るか、
の違いです。
主語の有り無しは、多くの言語で省略可能で、
かつ、動詞の変化で主語が誰かがわかるので、
主語に関する語順の議論はここでは置いておきましょう。
重要なのは、
目的語を言っておいてから、
その後にそれをどうしたのかという動詞を言うか、
どうしたのか、という動詞を言っておいてから、
何をに関する情報を付け加えるのか、
そこが大きく異なります。
日本語は、まず目的語を言っておいてから、
次に動詞を言いますね。
英語はその逆で、動詞を言っておいてから、
目的語をその後に言います。
例えば、
「私は 朝ごはんを 食べます。」
「I eat breakfast. 」
日本語のような語順のグループに入る、
つまり、目的語のあとに動詞が来るような言語、
例えば、トルコ語、ペルシャ語、モンゴル語などを話す人は、
英語を話す時に、
毎回この語順を逆にしないといけないのです。
語順は慣れ
これは、もう、慣れです。
数をこなしていかないといけません。
英語の語順の訓練の仕方
この語順の訓練に一番いいのは、
バラバラになった単語を正しい意味になるように
並び替えるという練習です。
普段生活しているときから、ぼーっと生活するのではなくて、
日本語でもいいので、主語をまず言って、
次に動詞そして
目的語を言う、という語順に
慣れるように努力しましょう。
これだけで、本当に英語を理解するのに
かかる時間が短くて済むようになりますから。
すると、リスニングテストでも余裕がうまれ、
TOEICのリスニングテストでも満点を取れるようになります。